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近況報告 米国株ポートフォリオ(2020/5/23)

米国株 運用損益公開

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 さて、米国個別株の分析に多くの時間を割かれた為、久しぶりの更新となりましたが、近況と運用損益を公開します。

  まず、ポートフォリオですが、いくつか入れ替えがございましたので概略説明します。

ポートフォリオの整理

 全体的に銘柄数が多くなりすぎ、管理と分析が追いつかなくなることを懸念し、比較的競争力の劣る銘柄の売却を実施致しました。

ヒルトングランドバーケーション売却

 引き続き買い推奨でしたが、観光需要の回復が少し遅れるだろう予測と、次の投資の手元資金を確保したかったです。

 う~ん、はたしてこの決断が正しかったか。以下の記事を改めて読み返してみると少し後悔します。まぁ、しばらく様子を見て、下がったら再参入しましょうか。

www.tommy-money.com

UAL売却

 バフェットが航空株を売ったという情報に動揺したのと、やはり航空需要が戻るのは当分先ではないか。この先どういう風に航空業界が回復を見るのか想像できません。

 仮に再開しても、乗客からコロナ罹患者が一人でも出てしまえばまた、運航停止或いは乗客の大幅な減少に追い込まれるでしょう。正直トミーは今飛行機に乗りたいと思いません。よって売りました。デルタは、含み損が大きく、決断できない。。

VISA売却

 Mastersと迷いましたが、ポジションの大きいMastersを残してVISAを売り、クレジットカード銘柄数の削減を決断しました。

新規買い増し

Facebook買い増し

f:id:Tommy-Money:20200524004523j:plain 個人的にマークザッカーバーグの冷徹な経営姿勢が気に入ってます。自社の競合になりそうな会社が入れば、巨額の買収提案をして、将来の競争の芽を摘んでしまいます。

 最近のGIF動画サイトGIPHYの買収などもそうですね。玉石混合あると思いますが、インスタグラムなど中には自社の有力なコンテンツに成長を遂げた買収先もあり、他社の競争力を削ぐと同時に、自社の競争力を増すという正に一石二鳥の戦略です。

 また、皆さんコロナの影響で忘れているかもしれませんが、同社が主導するLibraがいよいよ今年ローンチします。VISAやEBAY、Paypalなど名だたる有力企業から成るLibra Assosiationが発行する新仮想通貨Libra。これが市場に或いは世界にどういう影響を及ぼすのか正直のところ計り知れません。

 Facebookが新たに立ち上げたFacebook Shopなどの取り組みも、表向きは中小企業の救済と謡っていますが、このLibraの流通性を担保する一種の布石の様にトミーには思えてなりません。以上の理由により、Facebookを大幅に買い増しております。

 マーク ザッカーバーグという若干36歳のユダヤ人は、Facebookがまだ成長段階にある中で、マイクロソフトなどから巨額の買収オファーを受けましたが、それを断りました。曰く、金の為ではなく、自身の野望の達成の為に会社運営をしているのだと。

 この天才が描いている将来は、とてつもないスケールのものではないか。そのスケールは全世界に及び、例えば、永きに渡り盤石な経営基盤を持った日本の金融業の生業すら根こそぎ奪ってしまう様な、得体の知れあい何かを投入しようとしているのではないか、そういう期待というよりも、恐ろしさと呼ぶべきものをこの人に感じています。よって、Facebookは買います。多分今後も買い増します。

Beyond Meet買い増し

 スタバが中国店舗でBeyond Meetを使ったランチメニューの投入をアナウンスしましたね。特に米国株はこういった、実態経済よりも「期待」、それも際限もなくその企業の業容が拡大するかもしれないという、まぁ、ほぼそうなる確率は低いんだけれども、そういう道が細いながらも開かれているという景色に株価が釣られやすいですね。

 ここら辺、バフェットの言う「気まぐれミスターマーケット」の性格を把握していかないと、実体経済、ファンダメンタルの分析だけでは米国株では勝てない様に感じています。

 

 このBeyod Meetの過去三年間の売り上げ高のCAGRが170%もあります。未だ赤字ですが、今はあえて利益を出すよりも自社商品を世間に周知する時期だと定めているのでしょう。ある程度シェアが広がり商品が世間に定着すれば、今後自ずと利益はついてくるものと思います。

Match新規購入

 日本でも流行っているペアーズやTinderなどの所謂マッチングアプリ株を新規購入しました。PERは30倍超えとかなり高いですが、ネットフリックス以上に成長するのではないか、次にGAAFMに割って入るのはMatchではないかと考えています。

 評価の難しいサービスですが、やはり恋人や結婚相手に限らず気軽に遊べる友達が欲しいなど、出会いが欲しいという願望は世界中の人々の願いだと思います。こういう人間の本能に訴える事業は、爆発的な伸びが期待できます。GAFAが繁栄したのも、この人間の本能に訴えるサービスであるからが故だからだと思っています。

 また、今のところ、マッチングアプリしか展開していませんが、ここから順調に会員数を増やして色んな派生サービスを展開するのではないかと想像しています。

 その一つがビデオによる仮想デートですね。一体どういう風になるのか想像もつきませんが、コロナ禍により人と人との繋がりが途絶える中、こういった方法にて出会いの場を提供していくTinderの取り組みは正に社会のニーズにマッチするものであると思いますし、既に多くのユーザーを抱えているので、この取り組みが成功すれば株価は跳ねるのではないかと期待しています。

 

 以上の結果、前回4/18時点で6,457ドル超えの赤字から、3,252ドルの黒字に転換しました。

 皆様からみればわずかではあるかも知れませんが、プラ転する事ができました。6末の支払いはこの一部を取り崩すか、カツカツの手元キャッシュで乗り切るかで対応していきたいと思います。

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 さて、米国株四季報速報2020年春号が出版されました。米国株のファンダメンタル分析、そこまで小難しい言い方でなくとも、入門編としても眺めてみると大変勉強になります。これから米国株を始めたい方、またポートフォリオの見直しを考えている方など、是非ご購読下さい。

米国株四半期速報2020年春号

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