借金6千万円 投資で返済

人生崖っぷち。家も女も酒も諦めて、投資のリターンで借金返済ブログ

トミー式運用方針5原則

 まず、トミーがこれまでに投じてきた各銘柄の紹介に入る前に、ここ7年程で1,500万円の元手から倍の1,500万円のリターンを得ることができた、トミー式株式投資の運用方針について以下に述べます。

 基本的に尊敬するウォーレン・バフェットを手本としておりますが、これに加えてピーターリンチなどの投資書籍などを参考にトミー流にアレンジしたものと理解ください。原則というのは、10も20も持つべきでなく、多くて5原則です。また時代によって変わる様では、それは原則とは言わない。原則とは普遍的な概念を指します。(日露戦争時の海戦の天才的作戦家と言われた秋山 真之がこれと同じような事を語っています。)

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自分がその事業を理解しているか?

 その投資対象である企業が一旦何をやってるのか、これを把握しない限りは企業の持つ競争力や、今後の投資計画などはその人にとって何の意味も成さず。少なくとも投資をする場合には、その会社の事業内容や事業エリア、製品、過去の財務諸表などをよく読む必要がある。また、その投資対象が自分に身近な物であるほどよりその企業の競争力や成長性などが想像し易い。 逆に理解しえない分野や難解な知識が必要とされる分野であれば投資対象から外せばよい。

 バフェット曰く、2mのハードルを飛ぶ努力をするよりも、足で跨いで渡れるハードルを探す努力をした方が、遥かに良い結果がついてくるものである。

長期保有できるか?

 短期での投資になるほど、株価の動きは予測しづらく、長期で有るほど理論や予想によって算出されたその企業の持つ「本来の価値」に収斂する。明日アップルの株価がどうなるかは分からないが5年後は今よりも上がっている確信がある。

ウソの様に安いと思える値段で買えるか?

 往々にして株価がむこうから叫ぶように安いと言える時期というのは、株式市場は恐怖で覆われている。人々が恐怖で投げ売っている時に、行き過ぎた安い価格というのが生まれる。自身これを人生において3度経験した。一つ目は08年~09年のリーマンショック。二つ目が11年の東日本大震災。そして三つ目が今、2020年のコロナショックだ。トミーは、自分の予想よりも半値以下で買えるものでないと手を出さない様にしている。

 

波に乗っているか?

 時代は目まぐるしく変化する。カーナビが全く売れていない。携帯でグーグルナビをオンにそればより正確に道案内してくれるからだ。新聞が売れない。様々なメディアがネットなどの媒体を通じて容易に情報を発信することができる様になったからだ。どんなに血の滲む様な思い出頑張ろうとも、市場や需要そのものがシュリンクしていく業界に属する企業には明るい未来はないものと思う。

 幾つかあげるなら、出版印刷業界、たばこ業界、銀行、生命保険、タクシー業界。また、これは業界のみならず、国、地域単位でも言えることで、アメリカなど人口が増加基調にある国には積極的に投資すべきであるし、逆に日本の様に人口ボーナスが頭打ちにある国は慎重になった方がよい。 

 特に米国株をやるにあたっては、マーケットなり、企業の販路なりに先々の見通しの明るさが重要であり、時代、国策、マーケットのニーズ、人々の期待、こういったものの波に乗っている会社や商品であることが重要。そして目の前には、十分な市場の開拓余地や市場そのものの拡大といった開けた道があること。これが人々の楽観性を生み、株価を押し上げる。こういう傾向が往々にして米国株にはみられる。コロナでの巣籠需要にのったネットフリックスや、テレワークの波に乗ったZOOMなどが典型例。

将来的なリターンは予見可能か?

 これについては、テクニカルな分析が必要となるが、自分なりにその企業の持つ価値、本来の価格を算定しなければならない。そうしないと安く買えたのはいいが、売るタイミングが自分では分からない。ちなみトミーが$27.77で買ったTwitterの本来の価値は$88だと自身で予想している。この様に一つ一つその株式の持つ本来の価値を自分なりに算定し、株価との比較をし、大きな乖離が見られる時にのみその株式を購入全てすべきである。この価値算定にあたっては以下の要因を考慮する必要がある。この価値算定にあたっては以下の要因を考慮する必要がある。

  • 企業のブランド力=価格決定力。
  • 粗利益率=30%以上が目安。
  • 過去5年のROE=20%以上が望ましい。

 基本的に上に掲げる5つの投資原則に従って、今後も投資を進めていきます。今回はだいぶ講釈垂れてしまい申し訳ございません。。。購入銘柄や分析内容、運用成績については逐一ご報告します!